4年
『パル、2歳半のころ』
あの日から4年経ちました。
11月11日。
「ポッキーの日」なんつって楽しげなイメージですが
我が家的にはパルとの永遠のお別れの日です。
さすがに姿を思い出して身悶えるようなことはなくなりましたが、
それでもぼんやりとあの日の、あの時の空気が
鼻や耳や頬をかすめることがあります。
おそらく年は越せないだろうと言われていた2017年。
それでも心臓にとっては鬼門であろう夏を越し、
何となくこのまま・・・って感じだったあの日。
前日の夜もいつものように「オシッコの旅」にでかけ、
(ヤツはなぜかトイレの前に家の中を一周する習慣があった)
きっちり済ませてから、いつものように足元で眠りました。
『パル、2歳半のころ』
そしてあの朝。
「起き抜けにトイレの旅に出たなぁ」と思ったら、
小→大のご機嫌コンボ。
パル母がいい子だねぇと後片付けをしていると、
テレビの前のいつも自分が座ってた定位置の辺りで、
ふらりとよろけて、そのままどさりと倒れました。
それからは、ほんの数分の出来事です。
午前6時13分。
普段ワンともスンともいわないパルが
最期に一声、ヒャーンと長く鳴き、
しっぽをブンと振ってから、静かに逝きました。
家族みんなに見送られながら。
我々のほうが一緒にいることに耐えられないだろうと思い、
その日の午後イチで、「形」とはお別れしました。
あれから4年です。
今、パルの瞳の光が静かに消えた場所で、
うりがキャッキャと遊んでいます。
「はよオモチャ投げろ」とばかりに
キラキラした瞳でこちらを見つめます。
パルの死因は心臓、キャバリアの宿命ですね。
それが分かってて、それでもまたキャバを迎えたのは、
やっぱりあいつとのお別れがきれいだったからかもしれません。
ありがとな、パル。
ずっと愛しているよ。
『パル、2歳半のころ』
さてさて、うりぼーですが・・・
11月20日、ちょうど2歳半になるその日、
右足のパテラの手術を受けることになりました。
去年の左足に続いての手術なので、まぁ、勝手は分かっているのですが、
やっぱりそれでも心配はしちゃいますよね。
さぁ、ちびちゃん、がんばろうな。
来年の春は元気になった足で思いっきり走ろうな。
『うり、もうすぐ2歳半』
パル、頼むぜ。見守ってくれよ。
| 月命日 | 19:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑